いま令和7年(2025年)で、
内容が古くなることはありませんので、
自己評価として各章練習問題第一問を解いてみてください。
 □なお、統計学の時代にふさわしく、
内容や練習問題に対しても質問が寄せられています。さらに進んだ学びのために2冊の別巻がありますので、関心に応じて読まれることをお勧め致します。今後も読者のみなさんの発展をお祈りしています。
 
                                   2025年6月
全 13 章はおおまかにいえば 3 部(下記で色別)で構成され、ほぼ
  第 1 部 1-3 章    記述統計学
  第 2 部 4- 8 章    確率の基礎入門
  第 3 部 9-13 章    統計的推測(数理統計学)
という内容に対応する。ただし、この構成にこだわる必要はなく、第 1 部だけを念入りにやってもよい。また確率の基礎だけを学びたいなら、第 2 部だけでも独立して学習できる。さらに、第 1 部は既知という読者・学生には、第 2 部からはじめ、ついで第 3 部と進むこともよい。
1.統計学の基礎 (→用い方の基本)
  1.1 統計学とは
  1.2 統計データと統計手法
  1.3 統計データの分析プロセス
2.1次元のデータ (→エクセル・コマンド、データバンク)
  2.1 度数分布とヒストグラム
  2.2 代表値
  2.3 散らばりの尺度
3.2次元のデータ (→エクセル・コマンド、データバンク)
  3.1 2次元のデータとは
  3.2 散布図と分割表
  3.3 相関係数
  3.4 直線および平面のあてはめ
4.確率
  4.1 ランダムネスと確率
  4.2 標本空間と事象
  4.3 確率の定義
  4.4 加法定理
  4.5 条件付確率と独立性
5.確率変数
  5.1 確率変数と確率分布
  5.2 確率変数の期待値と分散
  5.3 モーメントとモーメント母関数
  5.4 チェビシェフの不等式
  5.5 確率変数の変換
6.確率分布 (→エクセル・コマンド)
  6.1 超幾何分布
  6.2 二項分布とベルヌーイ分布
  6.3 ポアソン分布
  6.4 幾何分布と負の二項分布
  6.5 一様分布
  6.6 正規分布
  6.7 指数分布
  6.8 ガンマ分布
  6.9 ベータ分布と一様分布
  6.10 コーシー分布
  6.11 対数正規分布
  6.12 パレート分布
  6.13 ワイブル分布
  付.モーメント母関数による証明
7.多次元の確率分布 (→要点メモ)
  7.1 同時確率分布と周辺確率分布
  7.2 条件付確率分布と独立な確率変数
  7.3 多次元正規分布
  7.4 独立な確率変数の和
  付.数学的証明
8.大数の法則と中心極限定理 (→要点メモ)
  8.1 大数の法則
  8.2 中心極限定理
  8.3 中心極限定理の応用
9.標本分布 (→要点メモ)
  9.1 母集団と標本
  9.2 母数と統計量
  9.3 統計量の標本分布
  9.4 有限母集団と有限母集団修正
10.正規分布からの標本 (→要点メモ、分布まとめ、エクセル・コマンド)
  10.1 正規分布の性質
  10.2 分散が既知のときの標本平均の標本分布
  10.3 標本分散の標本分布
  10.4 分散が未知のときの標本平均の標本分布
  10.5 2標本問題
  10.6 標本相関係数の標本分布
11.推定 (→エクセル・コマンド)
  11.1 点推定と区間推定
  11.2 点推定の考え方とその手順
  11.3 点推定の基準
  11.4 点推定の例
  11.5 区間推定
12.仮説検定 (→エクセル・コマンド)
  12.1 検定の考え方
  12.2 正規母集団に対する仮説検定
  12.3 いろいろのχ2検定
  12.4 中心極限定理を用いる検定
  12.5 検出力
    ・ 練習問題12.5のための円周率(π)1001桁 New !
13.回帰分析 (→エクセル・コマンド、データバンク)
  13.1 回帰分析
  13.2 回帰係数の推定
  13.3 偏回帰係数の統計的推測
  13.4 重回帰分析
  付.ガウス・マルコフの定理の証明
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